安全基地〜愛着障害の克服を目指して〜

30代女性が不安型愛着障害を克服するために奮闘するブログです。

愛着の安定した夫

こんにちは、芙実です。

 

私の夫は典型的な安定型の人です。

 

ポジティブで気分の浮き沈みがほとんどなく、いつも穏やかです。

 

そして、やみくもに心配したり不安になったりすることがありません。

 

例えば、仕事で上司に注意されるようなことがあっても「今度から直せばいいんだから」という前向きな感じなのです。

 

私だったら「もうダメだ。嫌われた。終わりだ。死にたい」とひどく落ち込むような場面ですね(笑)

 

夫の母は我が子に溢れんばかりの愛情を注ぎ、それでいて干渉はしないという素晴らしい人なので、夫がそのように育ったのも納得できます。

 

 

 

以前カウンセリングに通っていたとき、カウンセラーの先生から

 

「芙実さんの彼氏(今の夫)は限りなく親に近いやり方で愛情を注いでくれる稀有な存在だよ。普通の彼氏は彼女を100%は愛してくれないんだよ」

 

と言われたことがあります。

 

 

そうなんです。

 

夫は私の存在を丸ごと愛してくれます。

 

「安全基地」ですね。

 

 

その証拠に、実家にいたときは頻繁に発熱したり夜中に何度も何度も覚醒して不眠状態になったりしていたのですが、結婚してからピタッと治まったのです。

 

カウンセラーの先生に「身体が弱いのも、親から離れたら治るよ」と言われたときは眉唾ものだと思いましたが、まさか本当に治るとは。

 

 

先日、こんなことがありました。

 

夕食を食べて、息子の歯磨きをして、これから食器洗いをしなければならないというところで私はちょっと疲れてしまったのです。

 

そこで私は夫のところへ行き、

 

「食器洗いを頑張るからぎゅーして」

 

と言いました。

 

 

すると夫は私を抱きしめながら、

 

「別に何も頑張らなくてもぎゅーしてあげるのに」

 

と言ったのです。

 

 

 

私はそれが衝撃で衝撃で…

 

反射的に涙がボロボロ出てきました。

 

 

それを見た夫は面食らい

 

「な、なんで泣くの!?どうして悲しいの!?」

 

とアタフタしていましたが、私は泣きながら

 

「悲しいんじゃないの。うれしいのよ…」

 

と答えました。

 

 

 

頑張らなくても愛されるなんて未だに心からは信じられないのですが、それでもすごく心が温まる出来事でした。